2月7日付、朝日新聞筑豊版記事






















 飯塚市幸袋在住の映画プロデューサー、松本廣(ひろし)さん(五一)が作るホームページ「Sukabura 松本廣の世界」が一万件のアクセスを記録した。「筑豊のPRにも一役買いたい」と、自身が責任編集した「筑豊原色図鑑」、製作総指揮した「九州発」映画「スーパー・ハイスクール・ギャング」の紹介を通じて、九州・筑豊を全国へ向けて発信し続けている。

 松本さんは飯塚市生まれ。上京後、映画界に入り十三本の映画製作を手がけた。七年前に帰郷後、九州を拠点にした映画づくりを進め、その第一弾として「スーパー・ハイスクール・ギャング」を一九九四年に製作総指揮。昨年十二月の飯塚上映を皮切りに全国展開を計画している。

 また、筑豊千人会を組織して、筑豊地区全二十五市町村の名所、伝統芸能、自然を紹介する「筑豊原色図鑑」を発刊。映画以外の活動でも筑豊をアピールする活動を展開している。

 パソコン購入後の昨年八月から、ホームページを開設。フロントページに筑豊の夜明けの写真を使い、「原色図鑑」の紹介のほか、自身の日記や掲示板を通じて筑豊にまつわる話題を発信してきた。
 「パソコンを通じて予想もしない勢いで全国にネットワークが広がった。『九州発』の全国展開の足場を作るだけでなく、パソコンの技術も教えてもらっています」

 松本さんは、購入当初から各地方で映画や演劇などに取り組んでいる人たちのホームページをめぐり、「掲示板」などに書き置きを残した。山形県在住の人のホームページで、福岡県内の人と知り合いになるなど、今ではパソコンを通じて知り合った北海道、大阪府在住の仲間が、それぞれのホームページに松本さんのページへの「リンク」を設定している。

 アクセス一万件を前に、記念の懸賞プレゼントを企画。抽選で二十人に「筑豊原色図鑑」を贈ることにしたところ、二週間で四百九十件の応募があった。「仕事で昔、筑豊に住んでいたことがあり懐かしい」「筑豊のことを詳しく知りたい」などのメッセージが添えてあった。

 「懸賞応募で一日のアクセスが百件を超える日もあった。これをきっかけに筑豊のイメージを変え、いい面をアピールしたい」と松本さん。今後は、地域での様々な文化活動を網羅した新しいホームページをつくることも検討しているという。

 ホームページのアドレスは、http://homepage1.nifty.com/sukabura/。