『筑豊原色図鑑』で割愛したところ


『筑豊原色図鑑』

そのT
九州発映画『スーパー・ハイスクール・ギャング』


九州発映画と銘打っているが、
これは筑豊の飯塚市を拠点として製作した35mm・ビスタサイズの
れっきとした劇場用映画である。
僕はまだ、九州の片田舎の筑豊を拠点として、
総製作費1億5千万円をかけて映画を作ることの意味を理解してもらっていない。
だから、九州発映画『スーパー・ハイスクール・ギャング』の映画作りを
『筑豊原色図鑑』から敢えてはずした。
わかってはいたが予想通り、僕が敢えてはずしたことも、
ましてやそうせざるを得ない僕の気持ちや意味など、誰もおもんばかることはなかった。
僕は今、この映画の全国上映を立ち上げようとしている。



パンフレット

その2、
C・S・C九州(シネマ・サポーターズ・クラブ九州

1994年夏、主に九州全域から若者たちが飯塚市の幸袋というところに集まり、
映画づくりを地域づくりの核とした壮大な(実現できると)プロジェクトを
開始しはじめたことがあります。

そのプロジェクトを担うのがC・S・C九州で、一時は各地に500人あまりのメンバーがいて、
九州発映画『スーパー・ハイスクール・ギャング』のメーキングビデオを製作するなど
それなりに活発な活動をしていましたが、肝心の本編の上映が『阪神・淡路大震災』や
『地下鉄サリン事件』など前代未聞の大事件のあおりを受けて、
世間の話題から弾き飛ばされたところで自然解散に向かいました。

今は、筑豊の空気を吸い、水を飲み、飯を食ったスタッフの内数人が上京して、
映画やテレビの現場で活動しているだけですが、映画は生き物です。
いつ、何処で、誰が、何をしでかすか楽しみです。

ちなみに、フォース助監督だった久野浩平君は
その後アメリカのサンダンス・スクールで学び、映画監督としてデビューしているし、
妖精役で出演していた田中麗奈君はすでに超売れっ子のタレントととして活躍している。

繰り返すようですが、映画は生き物なのです。
シネマ・サポーターズ・クラブ九州のひそかな息遣いが聞こえてくるようです。



メーキング・ビデオ


その3、
スカブラ塾(遊びの達人を極める)

スカブラ塾は筑豊のシンクタンクのつもりです。
九州発映画『スーパー・ハイスクール・ギャング』を作るときも、
『筑豊原色図鑑』を作るときも、インターネットホームページ『Sukabura」を作るときも、
いつもスカブラ塾から始まったからです。

いや、シンクタンクというよりも、欲求不満タンクといったほうがよいかもしれません。
そうです、スカブラ塾は欲求不満をいっぱい持った者の集まりです。
人ができない事を、人が思いつかない事を、面白いと思う事を実現させる塾です。

だから、誰も積極的に関わろうとはしません。
孤高の塾長が欲求不満がたまりすぎたときに、
海で獲った巨大なイカや山菜や珍しいキノコなどのご馳走を用意して、
身近な人に召集をかけて開催するだけです。
そこで、いたいけない塾生たちを反面教師として手厚く遇し、
塾長自身がが次に仕掛けるものの決断をするのです。



タマゴタケ

ついでに、スカブラ感想

スカブラは菌類に近い。それもキノコだ。
食べられるか食べられないかはそれぞれの人が決めるしかない。
キノコの世界が美味なキノコ・不味いキノコ・猛毒キノコ・幻覚キノコなど多種多彩なように、
スカブラの世界も万華鏡くらいには変化に富んでいる。

そして、インターネットのウェブのような世界だともいえる。
筑豊のあらゆる場所に多種多彩な夥しい量のキノコが発生しているが
、ほとんど食べられず手付かずの状態だ。
誰も調べて食べようとはしないばかりか、
道端や神社の境内や森に発生している美味しいキノコは見向きもされない。

かつてわが女房は僕に面と向かって言った。
「あなたって、ウィルスみたいな人ね」
当然誉め言葉ではないから笑わないが、
批評のされ方としては悪くはないと思った記憶がある。

そのとき「キノコみたいな人ね」と言われたら、嬉しくて大いに笑ってしまったに違いない。