建造物&アート

筑豊の石炭産業の隆盛を忍ばせる建築物は各地に残っているが、
『筑豊原色図鑑』では嘉穂劇場・旧伊藤邸・赤煉瓦記念館・麻生本家を取り上げている。

炭鉱全盛期に建造された建築物の多くはハイカラであり、
炭鉱景気に沸いた筑豊の栄華を今日に伝えている。



水害前の嘉穂劇場




嘉穂劇場
飯塚市にある嘉穂劇場は毎年恒例の全国座長大会など今も興行が続けられ、全国的によく知られている。カメラを奈落まで持ち込んで、劇場内部もできるだけ詳しく紹介している。





赤煉瓦記念館
明治38年に建造された赤レンガ記念館は方城町の日立マクセル社敷地内にあり、他に数棟の赤レンガの建物が隣接して残っている。





旧伊藤邸
柳原白蓮で知られる旧伊藤邸は飯塚市幸袋の長崎街道筋にあり、建物もさることながら一つ一つの調度品まですばらしく、写真のフィルムが何本あっても足りないほどだ。





麻生本家
飯塚市内柏の森にある麻生本家は広大な敷地を有し、明治42年ごろ造営された民家の趣を残す書院造りの邸宅で格調高く、自然を生かした庭園も素晴らしい。


アート

『筑豊原色図鑑』では、美術館や音楽ホールの建物の外観と代表的な作品を、
それぞれ五点あまりの写真を使用して紹介している。






碓井町立織田廣喜美術館
平成8年5月に織田廣喜の作品を常設展示する美術館として開館。
作品名:『賛歌』織田廣喜作





田川市美術館
『筑豊からの発信』をスローガンとして平成3年に開館した美術館。
作品名:『香春岳対サント・ビクワール山』立石大河亞作





谷尾美術館
大正期に建設された直方市にある病院を改造し、明治屋産業の創立20年を記念して開設。
作品名:『宙(そら)』大津英敏作


オークホール
添田町にあり、クラシック音楽、主に室内楽の演奏を目的としたホール。
コンサートだけでなく他の公演会や催しにも対応できるように残響可変装置が設置。


ギャラリーのぐち
シンボルマークのふくろうを目印とした10店舗からなるギャラリーのぐち。
10万点以上の民芸品、ガラス製品、古美術、和紙など中古品・新品なんでもそろう。